商品やサービスを提供した後も顧客との関係性を維持し続けるビジネスモデルの基本形

一度商品を売ったらそれで終わりという関係ではなく、継続して買い続け、継続して利用し続けてもらうための関係性を構築する方法があります。それは、ケーブルテレビネットワークや固定電話ネットワークの顧客獲得戦略に端を発した「会員制ビジネスモデル」と呼ばれる方法です。

会員制ビジネスモデルは、その後家庭用通信教材やSNS、パソコン用OSやソフトウエア、そしてUSBコネクタやフリー素材画像共有サイトといった、あらゆる方面に応用されていき、現在は標準化ビジネスモデルとして体系化されています。

標準化ビジネスモデルは、性能やマス広告によって差別化を図る一般的なビジネスモデルとは考え方が根本的に異なります。むしろ、このような考え方は模倣の被害を生み、大量の同業他社に埋もれてしまうリスクを抱えます。標準化ビジネスモデルは、数ある知的財産戦略の中でも今世紀の花形として君臨しています。その構築ノウハウを、フィラー特許事務所は事業規模の大小に関係なく、貴社のビジネススケールに即した形で提供しています。