フィラー特許事務所では、大阪梅田会場・東京品川会場で令和5年度向け弁理士試験口述対策模試を行います。令和5年度模試からは、弁理士試験の試験日程が通常に戻ったことを受けて、Zoom等を利用したオンラインによる模試を終了し、全日程を会議室を使用した対面模試に切り替えます。 ...口述対策模試について詳しく
公開:2023年8月6日
特許出願人が取り得る手段を複数挙げ、最も妥当な措置を説明せよ。
AとBとCという措置を取ることができます。決まったら電話してください(プツ!)。取り得る手続きだけを告げるだけで「弁理士として最もおすすめのアドバイス」をしない弁理士はこれ以上いりません。
弁理士としての職責回避をせず、リスクを負ってでも「最も妥当な措置」を提案できるようになるために制度趣旨とそれらのメリット・デメリット、過去の事例や改正事情をきちんと勉強しておきましょう。
甲は、他人により先駆けて出願された先登録商標を消滅させ、新たに商標登録出願をしようと考えている。この場合において、有効な手段を説明せよ。
甲が新たに商標登録出願をしようと考えているのであれば、3条1項各号の無効理由を主張してはいけません。そのようなことをしたら、甲も自己がした主張で新たな商標登録出願に拒絶理由が生じてしまいます。
書けるから、できるからという理由で無思慮にお勧めしてはいけません。クライアントの利益を最大化する提案ができなければ無資格の相談員と変わりません。
1年以上前の行為であっても「即時実施の意図」を有していると言えるのでしょうか。
即時実施の意図が客観的に認識される態様・程度において表明されている、という文字列を暗記して再現すれば合格していた時代は数年前に終わっています。
言葉だけを知っていて、その意味を理解していないと思慮される答案は今まで以上に厳しい評価を受けるでしょう。残念ながら「文字列を暗記してそれを忠実に再現すれば合格する」時代が忘れられない勉強法を繰り返していれば、ジリジリと時代に取り残される未来しか待っていません。
フィラー特許事務所の弁理士試験対策講座で提供するテキスト類は全てダウンロードが可能です。
ダウンロードにより継続して管理・支配が可能な電子コンテンツであり指定商品として出願されるべきものです。学習のスタイルや進捗、端末の容量や通信環境に応じて、最適な方法で学習を進めてください。
受験生の皆様が自己の学習のためにこのテキストを複製する行為には、複製権の行使を行いません。
テキストはA4印刷に対応し、タブレット表示は縦画面、横画面のいずれでも全体が表示できるレイアウトを考案し採用しています。
テキスト表紙のリンクをタップ・クリックしていただければ、Vimeo(動画配信プラットフォーム)から解説動画にアクセスすることができます。解説動画を含め、各種ダウンロードはこのVimeoの解説動画下部に記載しているリンクから行うことができます。
Vimeoでは、YouTubeと同様に速度調節や停止位置の記憶機能が利用できるようになっています。解説動画はVimeoの有料プランを使って提供していますので、もちろん広告類は一切表示はされません。
こちらから、サンプル動画「補講(1)令和5年度短答式筆記試験の総括」 をご覧ください。
法律答案は構成された文章力が命です。判例や青本をコピペして繋ぎ合わせただけの、論旨全体としてまとまりがなく、煩雑な感じを与えるだけで理解をほとんど起こさせない解説は完全に排除しました。
そして、法律にはなぜそのような規定・結論になったのか、血生臭い背景の人間模様・エピソードがあります。レジメにありがちな情報を箇条書きしただけで結果だけを覚えてしまいがちになる箇条書きスタイルも全面的に排除しました。
フィラー特許事務所の弁理士試験対策講座のテキストは、今の弁理士試験が求める理想的な答案が構成できるようにオリジナルに書き下ろされた特別なテキストです。こちらにサンプルテキスト「2023年8月号上巻」 がダウンロードできるようにしていますのでぜひご覧ください。さらに、組版ソフトでレイアウトを整えているので視認性も非常に高く、学習の疲労感も最小限になるように配慮しています。
フィラー特許事務所の弁理士試験対策講座は、月刊でメルカリSHOPS店, STORES店, SQUARE店 の3店舗で提供しています。
お持ちのアカウント等に応じてご希望の店舗でご購入ください。下のリンクから、各店舗の購入ページにアクセスすることができます。なお、メルカリSHOPS店は印刷物の発送を行いますので価格が異なります。