フィラー特許事務所は2021年に誕生した大阪梅田の新しい特許事務所です

フィラー特許事務所の特許・意匠・商標登録出願サービス

この記事の最終更新日は2021/10/15です

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特許出願をする

アイデアを事業に活かし独自性を出す


 特許出願は願書、明細書、特許請求の範囲という書面を特許庁長官に提出し、特許出願をした日から3年以内に出願審査請求という手続きを行うと特許庁長官は担当の審査官を当てあなたの特許出願が特許をして良いかを個別具体的に審査します。審査の結果、特許をしてはならない理由(拒絶理由通知と言います)が一つも見つからなければ審査官は特許査定をし、特許料と呼ばれる手数料を納付することで特許権が発生します。
 特許権が発生すると、特許請求の範囲と呼ばれる書面に記載した内容の発明をあなたに無断で事業化した他人に差止請求権を行使することができ、事実上あなたは特許された発明の事業化を独占することができます。
 特許出願は、出願時に特許庁に14,000円〜の出願手数料を支払い、出願審査請求時に特許庁に14万円〜の出願審査手数料を支払い、特許査定時に特許庁に6,900円〜の特許料を支払います。その他は、主に弁理士への報酬です。特許は一番最初に出願された発明にのみ受けることができます。特許権があればあなたは事実上その発明を利用した事業を独占することができ、ライセンスをしたりあなたの発明を活用した製品のシェアが広がれば、業界標準としてその分野でのイニシアチブを握ることもできるようになります。

特許には権利化よりも大切なことがある


 特許出願は明細書という書面にあなたのした発明の技術情報をまさに明細書の如く詳細にその内容を記載します。特許出願をすると、特許庁は1年6ヶ月後にその内容を公開します。これを出願公開と言い、出願公開された内容は万人に解放されたこととされ、誰でも自由に利用できるようになります。しかし、その中でも特に技術的に高度で課題解決に困難性を有する技術情報は、審査官による審査により特許査定がされるとその技術内容に限っては、一定期間特許出願をした人だけが利用できるようになります。これが特許権です。この特許を取りたい「技術的に高度で課題解決に困難性を有する部分」を記載するのが特許請求の範囲と呼ばれる書面です。
 実は、特許出願は情報シェアの制度で、出願公開が特許制度の根幹です。特許権による事業の独占は情報シェアを実現するための恩典とも言え、特許権は「新規な発明の公開の代償」などと呼ばれます。では、特許を取れずに公開だけされた内容は公開のし損なのでしょうか。これも、そうではありません。出願公開がされると、なんと特許出願をした日にまで遡ってあなたが明細書等に記載した内容は既に公知(みんなが知っていた)と強制的に判断されるようになります。特許出願をすると、出願をしたその日にあなたはご自身の発明を公開したことになりますから、その代償として少なくともあなたに遅れて同じ発明を特許出願した人は特許を取れなくなります。特許出願をしてある意味ご自身の事業内容を公開しておけば、将来的に誰かがそれを権利化しあなたの事業が後発的に他人の特許権で事業が制限されるといった事態は回避できる可能性が高まります。これを、特許出願による事業権の確保などと言います。
 特許制度のより詳しい活用方法は、ぜひフィラー特許事務所の無料相談をご利用になり、個別具体的なアドバイスを御社の事業にご活用ください。


意匠登録出願をする

映えるデザインは多くの顧客の心を掴む


 意匠登録出願は願書にあなたがした新しいデザインの物品(有形商品)や建築物とその内装、画像(画面デザイン)について、意匠登録を受け意匠権を得ることができる制度です。意匠登録出願は原則として製品等の図面を提出して審査官による審査を受け、意匠権が発生するとその図面に描かれた物品等と同じか似ているデザインをあなたに無断で事業化した他人に差止請求権を行使することができ、あなたは意匠登録がされた製品デザインの事業化を事実上独占することができます。
 意匠登録出願は、出願時に特許庁に16,000円〜の出願手数料を支払い、特許と違い順番に審査され、登録査定がされると特許庁に8,500円〜の登録料を支払います。その他は、主に弁理士への報酬です。意匠権も一番最初に出願された意匠のみが受けることができます。意匠権があればあなたは事実上そのデザインを利用した事業を独占することができ、ライセンスをしたりあなたのデザインを活用した製品のシェアが広がれば、それが識別標識のように働くようになりデザインだけであなたの製品であるという知名度と顧客への購買意欲向上を期待できるようになります。これを意匠法の世界では「需要説」といい、良いデザインはよく売れるというコンセプトのもと、良いデザインの意匠権はそれだけで非常に財産的価値の高い資産となります。

視覚的魅力に全振りした知財戦略は意匠権で


 このデザインはあの会社の製品だなと思い浮かぶような統一感を重視したブランド戦略が積極的に行われています。このような一つのブランドコンセプトから生み出される複数の物品群を保護するには関連意匠制度を使うことができます。iPhoneシリーズの本体は関連意匠制度が活用されています。
 そのほかにも、製品のある部分に特徴的な図柄や構成部品を配置してデザイン性を向上させたり、その一部分を見ただけもあのメーカーの製品だなと思い浮かぶような製品の一部分に独創的な創作を施したデザインを保護するには部分意匠制度が適しています。iPhoneシリーズのカメラ部分は部分意匠制度が活用されています。
 意匠登録がされたら意匠公報が発行されて「この意匠はこの製品にこの事業者が独占して事業化できる」という権利情報が公衆に晒されます。しかし、季節ものの製品であるなど発売時期がまだ先の場合は、意匠公報にデザイン(図面)を最大3年間掲載しないことをお願いすることができます。これを秘密意匠制度と言います。自動車メーカーがよく利用していると言われています。
 一つ一つの品物は特徴がなくても、複数の品物がセット販売されることで全体として統一感を持っている場合は、それらをセットにして意匠登録を受けられる組物の意匠制度を使うことができます。教科書的には猿と犬とキジの模様をあしらった食器セットや、家具のセットなどで活用できるとされています。
 さらに、品物自体は一つであっても可動部があり様々な形態を作ることができる品物については、その形態を一つの願書で出願でき一件の出願として扱ってもらえる動的意匠制度というものもあります。ノートパソコンの閉じた状態と開いた状態でそれぞれ美的外観が異なる場合など、1件の出願で両方の権利取得を目指すことができます。
 そして、今まで日本の意匠法では保護がされないとされていた画面デザインや、(主に店舗として利用される)建築物とその内装の意匠も保護対象に加わりました。実は、日本の意匠法は製造業を中心とした「良いデザインはよく売れる」というコンセプトでしたから、画面デザインや建築物はこの考えと相性が悪く、長らく保護対象からは除かれていました。しかし、産業界からの強い要請で、画面デザインや建築物もこれからは大切な知的財産として積極的な活用が見込まれるようになっています。
 意匠登録制度のより詳しい説明・活用方法は、ぜひフィラー特許事務所の無料相談をご利用になり、個別具体的なアドバイスを御社の事業にご活用ください。

商標登録出願をする

最も価値があり最も狙われる知的財産の王様


 商標登録出願は願書にあなたが事業に用いる名称・マークについて、商標登録を受け商標権を得ることができる制度です。商標登録出願は「この製品・サービスについて(指定商品・指定役務と言います)、このような名称・マークを使う(商標と言います)」を記載した願書を提出して審査官による審査を受け、商標権が発生すると指定商品・指定役務についてその商標を出所の証明として使用することができるようになります。もし、あなたの商標権の指定商品・指定役務に他人が無断であなたの登録された商標(登録商標と言います)を無断で使用して展示したり販売したり広告に使ったりすると、あなたはその事業者に差止請求権を行使することができ、それによって生じた損害を賠償させることができるようになります。
 商標登録出願は、出願時に特許庁に12,000円〜の出願手数料を支払い、意匠登録出願のように順番に審査され、登録査定がされると特許庁に28,500円〜の登録料を支払います。そうすると10年間有効の商標権を得ることができます。なんと1日11円から始められる権利です。その他は、主に弁理士への報酬です。
 商標権も一番最初に出願された商標のみが受けることができますが、事業用の識別マークとして使われるものですから、審査の基準は特許や意匠のような創作物の審査方法とはかなり異なります。商標権があれば顧客や取引業者は「確かにこの商品はこの事業者から出た正規品だ」という確認・照会をすることができるようになりますから、取引が非常にスムーズになります。また、ライセンスをして小売事業だけは他社にお任せしたり、一つの会社に複数のブランドを併存させたり一つのブランドを複数の会社で管理するといった事業拡張にも大きな役割を持たせることができます。
 そして、商標の信用が上がればその名前がついているというだけで中身を確認しなくても顧客は購入してくれるという信頼も生まれてきます。商標は別名信用の器とも言われており、最も価値がある反面、同じ商標を名乗るニセモノが現れてあなたの信用を狙う人たちも出現してきます。その点では商標は最も狙われやすく、信用が蓄積した商標権は知的財産の王様といって過言ではないでしょう。

名前がなければ検索できない


 商標権というのは信用の器ですから「この名前・マークをみればあの会社の製品であることがわかる」という製品・サービスとそれを提供する事業者との関連性が強く結びついていないと十分な力を発揮できません。ですから、他人の商品と区別がつきにくかったり、そもそも名前として認識できないような文字列や図柄は商標登録を受けることができませんし、仮に商標登録を受けることができたとしてもせっかくの商標権が有名無実化してしまいます。
 これを如実に表すようになったのが、検索エンジンによる識別性という問題です。「素敵なお洋服」という商標登録を仮に受けることができたとして、いざ検索エンジンに「素敵なお洋服」と入力して検索しても、検索エンジンの人工知能は単に「素敵な洋服について調べようとしている」と認識し、「素敵なお洋服」という商品ではなく、一般論としての素敵な洋服を結果として返すことになります。このような「素敵なお洋服」といったジャンル名っぽい名称はそもそも「自他商品識別能力がない」という理由で商標登録はされないのですが、自他商品識別能力がない商標は同時に検索エンジンによる識別性すらをも有していないのです。
 特に、現代はインターネットによる検索性や画面での識別性・視認性についても十分に考慮した商標の設計が求められます。商標権はその製品についてあなただけが使うことができる「事業名のハンコ」のようなものですから、ハンコのように機能するお客さんや取引業者に対して相応しい戦略をお客さま目線、取引業者目線で立案していく心構えが大切です。
 商標登録制度は誤解が多く意外と難しい仕組みで出来上がっています。商標登録制度のより詳しい説明と活用方法は、ぜひフィラー特許事務所の無料相談をご利用になり、個別具体的なアドバイスを御社の事業にご活用ください。


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知財ミックスと多面的な権利保護の違いは?

 一つの製品の中の技術的な要素については特許権で、デザイン的な要素については意匠権で、その製品名は商標権で保護しましょうという考え方を、知財ミックスと呼んでいる方が時々いらっしゃるのですが、それは単なる知的財産の多面的保護と呼ばれているものに過ぎません。特許の世界では「タイヤのトレッドパターンについて技術的な要素については特許権で、デザイン的な要素については意匠権で保護することができ、これらは重複して権利化をすることができる。」という言われ方をすることがあるのですが、これも要は知的財産の多面的保護です。
 では、知財ミックスとは何かというと、技術面のリソースがある会社が技術を、デザイン面のリソースがある個人がデザインを、マーケティング分野に精通したコンサルタントと小売店の開拓に長けた流通業者が商標を、といった具合にそれぞれを得意とする人たちが一緒になって一つの事業を作り、それを知的財産権で束ねて飛躍的躍進を遂げようとする事業戦略のことを言います。一つの会社が特許権と意匠権と商標権を全部取得してその会社内だけで事業が完結する形態に終わっているのであれば、それを知財ミックス戦略と呼ぶには無理があります。
 そして、この知財ミックス戦略は我が国産業が最も苦手とする分野とも言われています。自社の強みを生かすのであれば、自社の強みを最大化して、自社の弱みはそれを自社の強みとして最大化している他社に任せるべきなのです。これを知的財産権制度を活用して実現する方法のことを、国際的には「知財ミックス戦略」と呼んでいるのです。詳しくは、フィラー特許事務所までご相談ください。

フィラー特許事務所
弁理士 中川真人