LINEとカカオトーク|明暗を分けた要素は何?

フィラー特許事務所は知財戦略としての会員制ビジネスモデルの構築方法を一般に提供している数少ない特許事務所です。ネットワーク外部性の効果をいち早く発現させるための具体的な作戦についてのご相談は、ページ下部のリンクからフィラー特許事務所まで直接お問い合わせください。

トップシェアはいかにして作られるのか

会員制ビジネスモデルの作り方

公開:2023年7月13日

メンバーシップモデル
メンバーシップモデル

メンバー同士が交流しみんなで共通の情報を交換し合うタイプの会員制ビジネスモデル(サブスクリプションモデル)がメンバーシップモデルです。

メンバーシップモデルでは会員同士が自由に交流を図るため、メンバー同士のトラブルやメンバー内で共有している情報が勝手に持ち出されるといった問題に頭を悩まされることになります。

一方、メンバー間の連帯感が強まれば高い顧客維持率が期待でき非常に安定性の高いビジネスモデルを構築できる魅力のあるビジネスモデルです。

メンバーシップモデル
ホストモデル

メンバー同士の交流がなく、ホスト(リーダー)と会員が1対1の関係性を構築していくタイプの会員制ビジネスモデルがホストモデルです。

ホストモデルでは会員同士の交流がないため会員同士のトラブルを心配する必要がありません。

一方、あなたと会員である顧客を結びつける要素が1対1の関係性のみになるため,ホストであるあなたの魅力次第で顧客の維持率が決まる非常にシビアなビジネスモデルでもあります。

メンバーシップモデル
カスタマーモデル

メンバー同士の交流がなく、かつリーダーと会員の関係性も構築しないタイプの会員制ビジネスモデルがカスタマーモデルです。

ビジネスモデルが単純なため手軽に始められるのが最大のメリットですが、収益の安定性が最も低くなるのもこのカスタマーモデルです。

カスタマーモデルは雑誌の定期購読モデルに近い性質を持ちます。あなたと会員である顧客を結びつける要素が最も弱いため、顧客維持にかかる労力が最も高くなります。